次期大統領選は4月末から5月初旬か

前述したように、罷免された日から60日後に次期大統領選挙が行われる。2月末に朴大統領が罷免される場合には4月末に、3月初旬の場合は5月初旬に次期大統領選挙が行われることになる。本来の日程よりも半年以上短縮される日程だ。

筆者の感覚では、4月末から5月上旬という日程はある程度、共有されているように思える。ここから逆算し、様々な日程が進んでいる。

27日に二度目となる準備手続きを行う憲法裁判所は、前日に3万ページにおよぶ捜査資料をソウル中央地方検察庁から取り寄せるなど、新年から本格的な審理である弁論期日を進める体制を着々と整えている。(追記;1月3日午後2時からと決まったようだ)

潘基文(パン・ギムン)氏。韓国人初の国連事務総長として、国内でも抜群の知名度を誇る。李明博・朴槿恵政権時代を海外で過ごし、クリーンなイメージを維持している。直近の支持率調査では文在寅候補を抑え、1位に返り咲いた。
潘基文(パン・ギムン)氏。韓国人初の国連事務総長として、国内でも抜群の知名度を誇る。李明博・朴槿恵政権時代を海外で過ごし、クリーンなイメージを維持している。直近の支持率調査では文在寅候補を抑え、1位に返り咲いた。

新年に有力候補の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が任期を終え帰国することもあり、大統領選予備候補間のけん制も活性化している。さらに27日には与党セヌリ党から国会議員29人が脱退し「改革保守新党(仮称)」を立ち上げるなど、政界再編も加速している。

韓国社会は新年から、一気に大統領選挙モードに突入することになりそうだ。(徐台教)