アニメ「アンダーニンジャ」九郎は死亡?復活する?

  • 2025年1月10日
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  • アニメ
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2023年10月から12月まで放送されたTVアニメ「アンダーニンジャ」。
花沢健吾先生による人気漫画を原作とし、手塚プロダクションがアニメーション制作を担当し桑原智氏が監督を務めた本作は、現代社会に潜む忍者の存在を描き、スリリングなアクションと個性豊かなキャラクターで話題を呼びました。
本稿では、アニメ版「アンダーニンジャ」の魅力を様々な角度から徹底的に解剖していきます。

あらすじ

現代の日本。
第二次世界大戦後、GHQによって解体されたと思われていた忍者組織は、実は密かに存続しており、約20万人もの忍者が人知れず社会のあらゆる場所に潜んでいます。
雲隠一族の末裔である雲隠九郎も、そんな忍者の一人。
仕事にあぶれることも多い下忍の九郎ですが、ある日、高校潜入の任務を命じられます。
任務を通して、九郎は現代社会に潜む様々な陰謀や、他の忍者たちとの出会いを経験します。
それと同時に、「UN」と呼ばれる謎の組織によって、日本の忍者組織「NIN」の精鋭忍者たちが襲撃される事件が発生。
九郎もこの事件に巻き込まれ、壮絶な戦いに身を投じていくことになります。

登場人物&声優紹介

個性豊かな登場人物たちが織りなす人間ドラマも、「アンダーニンジャ」の魅力の一つです。

登場人物 声優 説明 代表作
雲隠九郎 坂泰斗 主人公。雲隠一族の末裔で下忍。 「ウマ娘 プリティーダービー」駿川たづな役
加藤 新垣樽助 「ジョジョの奇妙な冒険」パンナコッタ・フーゴ役
日比奇跡 畠中祐 アメリカ出身の忍者。 「甲鉄城のカバネリ」生駒役
鈴木 種﨑敦美 くノ一。女子高生や編集者など様々な姿に変装する。 「SPY×FAMILY」アーニャ・フォージャー役
蜂谷紫音 山下大輝 「僕のヒーローアカデミア」緑谷出久役
川戸 安済知佳 「SSSS.GRIDMAN」宝多六花役
大野 チョー 九郎の師匠。 「ONE PIECE」ブルック役
瑛太 内田修一 「Fate/Zero」衛宮切嗣役
野口 徳井青空 「ラブライブ!」矢澤にこ役
小津 相馬康一 「NARUTO -ナルト-」猿飛アスマ役

ドラマを楽しむためのポイント

「アンダーニンジャ」を楽しむためのポイントの一つは、現代社会に溶け込む忍者の姿と、シリアスな展開の中に散りばめられたユーモアのバランスです。
彼らは、現代の技術やツールを駆使しながら、人知れず任務を遂行しています。

はおっち
それにしても、ヤングジャンプで掲載されいていて高校の名前も講談高校なのに、やたらと作中ではジャンプ推しな点とか謎に高度?なギャグが散りばめられています。
主人公の九郎がやたらと苗字に対する執着を見せるのも個人的にはツボでした。

ネタバレ考察

「アンダーニンジャ」は、単なる忍者アクション作品ではありません。
現代社会における忍者の存在意義、そして彼らが抱える葛藤や苦悩を深く掘り下げています。

  • 忍者のアイデンティティ
    現代社会において、忍者はどのようにして自身のアイデンティティを保っているのでしょうか。
    作品では、伝統的な忍術を受け継ぎながらも、現代の技術や文化に適応しようとする忍者たちの姿が描かれています。
  • 社会との関わり
    忍者は、社会の中でどのような役割を担っているのでしょうか。
    表向きは普通の生活を送りながらも、裏では様々な任務を遂行する忍者たちの葛藤が描かれています。
  • 陰謀と対立
    「UN」による「NIN」の襲撃事件は、忍者社会に大きな波紋を投げかけます。組織間の対立、そしてその裏に隠された陰謀が、物語をよりスリリングなものにしています。
  • 伝統と現代の融合
    現代社会において、古来より伝わる忍術や精神はどのように変化していくのか。
    作品は、伝統的な価値観と現代社会のギャップに悩みながらも、新たな道を模索する忍者たちの姿を通して、この問いを投げかけています。
    ドローンを使う場面とか宇宙にある衛星からのプラズマ攻撃とかは現代と忍者の融合と言えるでしょう。

ネタバレありの主観的な感想

面白かった点

  • リアルな忍者像
    現代社会に生きる忍者という設定が斬新で、彼らの生活や任務の様子がリアルに描かれていた点が面白かったです。
  • 個性的なキャラクター
    主人公の九郎をはじめ、個性豊かなキャラクターが登場し、それぞれが魅力的でした。
    特に、くノ一の鈴木は、様々な姿に変装する能力が印象的で、彼女の活躍から目が離せませんでした。
    なぜか加齢臭が好きという特殊な性癖も見逃せません。
  • スリリングな展開
    忍者同士の戦い、組織間の対立など、物語は常にスリリングな展開で、最後まで飽きさせませんでした。
はおっち
それにしても、主人公の九郎はいいところなしでアニメ最終話で死んでしまいましたね。
霧隠一族の末裔。そしてどことなくなんかすごいやつなんじゃないかオーラがあって、何かまだまだ隠し持っているかのような雰囲気を醸し出しつつ、はっきり言って活躍の場が全くと言っていいほどありませんでした(笑)
外国人をたおしたところが唯一の見せ場でしょうか。
また、過去と現在を行ったり来たりする描写が多く、ながら見にはあまり向いていません。
しっかり見ていないと過去なのか現在のことなのかが分かりづらいです。
NINが戦っている相手やなぜ戦っているかが非常に分かりづらく、敵と味方の区別がつきづらいです。
古来より忍者の世界やスパイの世界ってそういうもの中も知れませんが、戦う理由みたいなのもあまり明確な説明がないため混乱しながら気づいたら最終回を迎えていました。
面白いのかどうか・・・は、わからないですがなぜか続きが見たくなるアニメです。

続編について

現時点では、アニメ「アンダーニンジャ」の続編に関する公式発表はありません。
しかし、原作漫画は連載中でありアニメ版でも未回収の伏線や謎が多く残されているため、続編制作の可能性は十分に考えられます。

もし続編が制作される場合、原作漫画の展開を考えると、の真の目的や、九郎は実は生きていた話?とか、そして他の忍者たちの活躍などが描かれると予想されます。

はおっち
ちなみに原作は読んでいません。
主人公の九郎はガッツリ首を切られていたし、弟?キャラがたくさん出てきたので九郎の復活はないかも知れませんが、それでも期待せずにはいられません。

映画化情報

2025年1月24日には、「アンダーニンジャ」の映画版が公開予定です。
実写映画化となる本作は、福田雄一氏が監督・脚本を務め、上映時間は123分を予定しています。
アニメ版とは異なる視点で描かれる「アンダーニンジャ」の世界に、今から期待が高まります。
九郎役は漫画の映画化ではもはやお馴染みとなった山崎賢人さんなので期待大です。

→ 映画 アンダーニンジャ公式サイト

結論

はおっち
「アンダーニンジャ」は、現代社会に生きる忍者の姿をリアルに描いた、斬新な忍者アクション作品です。
個性豊かなキャラクター、スリリングなストーリー展開、そしてシリアスな中に散りばめられたコミカルな要素など、多くの魅力を兼ね備えています。
特に、伝統的な忍術や価値観を現代社会にどのように適応させていくのかという問いは、現代社会を生きる私たちにとっても共感できる部分が多いのではないでしょうか。
原作漫画もまだまだ連載中なので、アニメ、漫画、そして映画と、様々なメディアで展開される「アンダーニンジャ」の今後の展開から目が離せません。