CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 解説と考察・続編は?

「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、2017年にカンテレ・フジテレビ系で放送された刑事アクションドラマです。
小栗旬さんと西島秀俊さんのW主演で、国家を揺るがす規格外の事件に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の活躍を描いた作品です。今回は、このドラマの魅力を徹底的に解説し、考察していきます。

あらすじ

警視庁公安部には、テロや政治的な事件を秘密裏に処理する特殊部隊「公安機動捜査隊特捜班」が存在します。稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)は、この特捜班のメンバーとして、国家レベルの危機に立ち向かいます 。

ドラマでは、外務大臣の息子が誘拐され、爆弾を仕掛けられる事件や、カルト教団による地下鉄爆破テロ計画など、様々な事件が発生します 。特捜班のメンバーは、卓越した身体能力と高度な情報収集能力を駆使し、事件の真相に迫っていきます。

出演者と役柄

役名 俳優 役柄
稲見朗 小栗旬 元自衛隊員の捜査員。格闘技に長けており、高い身体能力を持つ。過去にトラウマを抱えている。
田丸三郎 西島秀俊 元公安の捜査員。冷静沈着で、情報収集能力に優れている。稲見の良きパートナー。
吉永三成 田中哲司 特捜班の班長。公安部出身のエリートで、指揮能力に長けている。
樫井勇輔 野間口徹 特捜班の捜査員。元爆発物処理班で、爆弾に関する知識が豊富。
大山玲 新木優子 1話に登場するテロリスト。
鍛治大輝 長塚京三 公安部部長。特捜班に指令を出す存在。
林千種 石田ゆり子 謎の女医。稲見と田丸に協力する。

ドラマを楽しむためのポイント

このドラマを楽しむためのポイントの一つは、アクションシーンの迫力を堪能することです 。

はおっち
日本の刑事ドラマでは、謎解きやどんでん返しを重視する作品が多い中、「CRISIS」はハードな格闘アクションを毎回必ず見せてくれるという点で、他の作品とは一線を画しています。
日本のドラマでもここまでのアクションシーンを撮ることができるんだ!って感動がありました。

小栗旬さん、西島秀俊さんをはじめとするキャスト陣は、高度なアクション訓練を受けており 、リアリティあふれる格闘シーンを見せてくれます。
銃撃戦やカーチェイスなど、ド派手なアクションが見どころの一つです。

考察

最終回では、国家を揺るがすテロ計画が阻止される一方で、特捜班のメンバーそれぞれが抱える心の闇や過去との決着が描かれます。

稲見と田丸は、過去に何らかの出来事を経験し、それが現在の彼らに大きな影響を与えているという共通点があります。彼らは過去のトラウマや後悔と向き合いながら、それぞれのやり方で正義を追求しています。この二人の関係性は、ドラマの重要な軸の一つとなっており、視聴者の心を掴む要素となっています。

はおっち

「CRISIS」は、手に汗握る展開と重厚な人間ドラマが見事に融合した、非常に見応えのあるドラマでした。特に、小栗旬と西島秀俊の演技は圧巻で、彼らが演じる稲見と田丸の葛藤や絆には心を揺さぶられました。

特にラストシーンでは特捜班のメンバーが闇落ちして警察に対し反旗を翻す準備をしているようなメンバーらが映し出された後、「緊急ニュース」が始まるカットで幕を閉じました。
明確な決着をあえてつけず、視聴者に判断を委ねるようなラストシーンに思わず「えっ」って声を出してしましました。
テロリストってこうやって生まれていくのかもしれません。
非常に曖昧なエンディングで本当に本当に続きが気になります。

面白かった点

  • 迫力満点のアクションシーン
  • 各話で描かれる事件の背後にある社会問題や人間ドラマ
  • 小栗旬と西島秀俊をはじめとする俳優陣の熱演
  • スピーディーで緊迫感のある展開

続編について

前述の通り、最終回のラストシーンは続編を期待させるものでしたが、2025年現在、続編に関する公式な発表はありません。
ネット上では続編を期待する声が多く上がっていますが、現時点では実現するかどうかは不明です。

はおっち
個人的には続編を物凄く見たい作品の一つですが、ここまで音沙汰がないとやはり続編は難しいのかなと思います。
テロリスト編を是非やってほしいのですが・・・