ドラマ「日本一最低な男」ネタバレ有り・感想・伏線

「日本一の最低男 私の家族はニセモノだった」は、2025年1月9日からフジテレビ系「木曜劇場」枠で放送されているテレビドラマです。主演は香取慎吾さん。

物語は、人生崖っぷちに立たされた男・大森一平が、ある出来事をきっかけに政治の世界に足を踏み入れるところから始まります。
家族嫌いで子ども嫌いの最低男である一平ですが、選挙に当選するためシングルファーザーの義弟とその子どもたちと偽装家族を演じることに。
一平は、彼らとの生活を通して、家族の温かさや社会との繋がりを学び、人間として成長していきます。

出演者

役名 俳優名 役柄
大森一平 香取慎吾 元報道マン。ある事件をきっかけに会社をクビになり、政治家を目指す。
小原正助 志尊淳 一平の義理の弟。シングルファーザーで、ひまりと朝陽の父親。
今永都 冨永愛 一平(香取慎吾)と同じ中学高校に通っていた後輩。
地元で暮らしながら、イタリアンカフェを経営。
小原ひまり 増田梨沙 一平(香取慎吾)のめいっ子で、小学5年生。
正助(志尊淳)とは血の繋がらない関係
小原朝陽 千葉惣二朗 正助(志尊淳)と陽菜(向里祐香)の子ども。素直で心優しい男の子。
小原陽菜 向里祐香 一平(香取慎吾)の妹であり正助(志尊淳)の妻。
二階堂剣聖 佐野玲於 保育士。
一平(香取慎吾)のおいっ子・朝陽(千葉惣二朗)が通うさくらつぼみ保育園で働いている。
黒岩鉄男 橋本じゅん 衆議院議員
真壁考次郎 安田顕 一平(香取慎吾)と小学校時代からの幼なじみ。
衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の議員秘書。
園田美奈子 中山美穂 小原正助が勤務する保育園の園長

第一話(ネタバレあり)

あらすじ

主人公・大森一平(香取慎吾)は、かつてテレビ局で報道マンとして活躍していましたが、ある事件をきっかけに報道局を左遷され、その後、会社をクビになってしまいます。
失意の中、一平は政治家になることを決意。
選挙活動のイメージアップのために、シングルファーザーの義理の弟・小原正助(志尊淳)とその子供たち、ひまり(増田梨沙)と朝陽(千葉惣二朗)を引き取り、偽りの家族として共同生活を始めます。

第一話特別ゲスト

草彅剛 / 鷲津亨役

はおっち
まさか草彅剛さんが出演してくるとは思ってなくて驚きが!
しかも、はおっちも見た「罠の戦争」の鷲津亨役のまま登場というなんとなく知ってる人にはニヤッとしちゃう展開。
第一話の友情出演の特別ゲストということですが、ぜひこの先も登場して欲しいところ。

伏線と回収

第一話では、一平が過去に報道した事件が、彼の失脚の原因となったことが示唆されています。
この事件の真相や、一平が報道マンを辞めざるを得なかった理由など、今後の展開に大きく関わってくる伏線と言えるでしょう。
また1話のラストシーンでは「ホームドラマを演じきってやる」というセリフを姪っ子の小原ひまりに思いっきり聞かれてしまうといういきなりやらかしてしまう展開に。
1話のラストのほうで甥っ子の朝陽を励ましてお遊戯会を応援しているような純真無垢な感じを見せるんです。

結構このシーンは感動的な感じでなんかいい感じになるかと思いつつ・・・すぐに「ホームドラマを演じきってやるよ」というセリフ。
この先の展開が予想もつきません。
副題についている「私の家族はニセモノだった」というのも果たして誰のセリフなのか・・・!?
色々と続きが気になります。

詳細な考察

第一話では、香取慎吾さん演じる大森一平が、どん底の状態から政治家を目指すという波乱万丈な展開が描かれました。
彼の演技は、失意、焦り、そして家族への愛情など、複雑な感情を見事に表現しており、視聴者を物語に引き込む力があります。

はおっち

志尊淳さん演じる小原正助とのやり取りも、このドラマの見どころの一つです。
正助は、一平とは対照的に、温厚で誠実な人物として描かれています。正助と子供たちの存在が、一平の心に変化をもたらしていく様子は、今後の展開に期待を抱かせます。

第一話から、香取慎吾さんの熱演と、先の読めないストーリー展開に引き込まれました。
偽りの家族という設定や、政治家を目指すという目標など、今後の展開が非常に気になる要素が満載です。

第二話

あらすじ

預かっている甥っ子の通っている保育園の保育士の青年・剣聖(佐野玲於)は、同性のパートナー・智也(中井大)との関係を父親に認めてもらえずに悩んでいました。
一平は、剣聖の境遇に共感し、彼を助けるために奔走します。

一平は剣聖と智也を連れて、地元の名士である剣聖の父親・茂(橋爪功)が経営する料亭を訪れます。
しかし、茂は息子の性的指向を受け入れることができず、激怒してしまいます。 それでも一平は諦めず、茂に剣聖と智也の真剣な思いを伝えようとします。

出演者

役名 俳優名 役柄
二階堂剣聖 佐野玲於 保育士。父親に同性愛者であることを認めてもらえず、悩んでいる。
柊智也 中井大 剣聖の恋人。
二階堂茂 橋爪功 剣聖の父親。「二階堂不動産」の社長。地元の名士。

詳細な考察

剣聖と智也のエピソードは、LGBTQ+ への理解を深める上で重要な意味を持ちます。
同性愛に対する偏見や差別は、依然として社会に根強く存在します。二人は、周囲の理解を得られず、様々な壁に直面します。
ドラマを通して、多様な家族の形や愛の形が受け入れられる社会の実現を願うメッセージが込められていると感じました。

一平が剣聖と智也を助けるために奔走します。
香取慎吾さんの演技も素晴らしく、一平の心の変化を見事に表現していました。

はおっち
表面上だけ捉えると、一平は剣聖達のためを思い色々と奔走しているようにも見えます。
ただ、タイトルの「日本一最低な男」というタイトル。そして、最後のシーンであくまでも選挙のために利用していたような発言をしていたところを考えると見ていて混乱しそうになります。
彼の本心はいかに!?
本当に剣聖達のことを想い動いていたのか。あくまで利用するために動いていたのか。おそらく後者なのでしょうが、ただの悪者が色々なエピソードを通じて成長していくようなドラマではなさそうなところがポイントになっていきそうな感じです。

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